三重県に住む【藤丈なっく】が、
その日に見聞きしたりやったりした事を、イロイロと思った通りに書いていきます。
基本的に、ゲームやアニメや本などの事がメインです。
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 夢の扉 「渡邉美樹/夢に日付を 外食産業のカリスマ」

番組の冒頭で社員を叱っている姿を見て*1、「今回は、アンマリ見たくないなあ」と思ってしまいました。
しかし、いい意味で、期待は裏切られました。
「ダメだったら叱る」「良かったら褒める」「信頼して部下(社員)に任せる」のバランスが
非常に取れていたからです。
この手の番組では、ただひたすらキツク締め付けるタイプのトップが出る事が多いので意外でした。
ただ厳しくするだけの会社だと、人が育たないんです。
育つ前に、イヤになって辞めちゃうから。
つまり、気分が暗くなって仕事にやりがいがなくなって、投げやりになるから。
人間って、それほど強い生き物ではなくて、毎日ひたすら(肉体的、精神的に)打たれるだけだと
考える事をやめてしまうのです。
ただ、その苦しみから逃れたい事しか考えなくなるのです。
以前、僕も何年か前に、某社に面接に行った時、やたらキツイ事ばかり言う人がいたのですが
「ああ、この人、しめあげるだけが上の役目と勘違いしてるな」と思って、
その会社で働く気がなくなった事があります。
実際、その会社の面接に僕は落ちたのですが、それほど落胆しませんでした。
その会社、人が少なくて、行く度に人が変わってるのですが、
いくらお金が必要とはいえ、そういう会社で働くべきでないと、固く決心した事を思い出しました。

*1:今回取り上げた人は、外食産業の社長さん