三重県に住む【藤丈なっく】が、
その日に見聞きしたりやったりした事を、イロイロと思った通りに書いていきます。
基本的に、ゲームやアニメや本などの事がメインです。
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 運命の子/グイン・サーガ129巻/栗本薫(くりもと・かおる)・著、丹野忍(たんの・しのぶ)・挿絵/ハヤカワ文庫JA/早川書房

運命の子―グイン・サーガ〈129〉 (ハヤカワ文庫JA)

運命の子―グイン・サーガ〈129〉 (ハヤカワ文庫JA)

実際、この巻でグイン最新刊は終わりだと思っていたので、次巻が12月発売予定という事に驚いた。
生前のあとがきでは「危ない」とかあまり書いていなかったのですが、先生本人は死期を悟ってグインを書きためてくれたのかと思います。


前巻の終わりくらいからヤガが真の姿を見せたのですが、黒幕がアイツだという事は思いもよらなかったです。
ただ、超常的なキャラが多数出てきました。
そこで、上手く説明できないのですが、なぜか僕は興ざめしてしまいました。
元々、グインという作品は、超常的であったり現実的であったりする部分がごっちゃなのですが、
ここのところの傾向として現実的なのは本伝、超常的なのは外伝という流れでしたからね。


あと、非常にヨカッタのが、外伝1巻とリンクする内容があった事。
やっと、コレからと思う時に作者がいなくて先の物語が読めないなんて・・・(涙)。