- 神様家族 発育少女／２巻 （桑島由一・著／MF文庫J／メディアファクトリー）
この手のジャンルのさきがけって、「うる星やつら」や「ああっ女神さまっ」だと思うんですが
「ラブひな」とか「ネギま」とかから過激な作品も出てきてますね。
例にたがわず、この作品も結構過激です。
お約束のようにモテモテの主人公がいて、周りは女の子ばっかで、実に羨ましいです。
現実にあり得ない話ですが、こういう作品は、単純に主人公が困った状況になったのを
（人によっては羨ましくてしょうがないでしょうが（笑））
「あはは」と、笑って読むのが正しい姿だと思っています。
イキナリ２巻から読み始めてしまいました。
本の後ろにあるチョットしたあらすじを読んだら読みたくなってきてしまって、
それで少し読んだら、面白くてそのまま読み進めてしまいました。
この巻単体でも、読み進めるのに困りませんでした。
本の中にある程度説明があるし、前巻の内容を知らなくても、それほど困らなかったからです。
テンコちゃん、カワイイじゃないですか。
今時、キスだけで子どもができると思ってる子なんていないですよ、ある意味凄く純粋で（笑）。
僕、こういう子、好みですよ。
清楚なだけでもつまらんし（この２巻にそういうキャラはいなかった）、
かといって、すれてるのも好きにはなれないですしね。
ただ笑えるだけでなく、最後は少ししゅんとなってしまいました。
いい話だよ。
あと、印象的で笑ったのは、ママさんが「泥棒猫！」とか怒る場面とか
愛ちゃんが「ボエーボエー」とか言ってるトコはグーです。
ただ、この会社の小説を僕の地元であまり扱っている書店がない事と
栞が入ってない事は減点要素ですね。
まあ、電撃文庫も、入ってない事が多いです。
アレは、アンケートハガキを栞代わりに使ってますが、
アンケートハガキが入ってない本も、結構多いですからね。
