世界一さお師な男 伊達千蔵／1〜7巻／郄橋ゆたか（たかはし・ゆたか）・作画／SUPER JUMPコミックスDX／集英社

世界一さお師な男伊達千蔵 1 (ジャンプコミックスデラックス)

この漫画家さんは以前週刊少年ジャンプで、ボンボン坂高校演劇部というマンガを連載していて、僕はそのファンであったという事で、この作品を読んでました。
話的には、お決まりのパターンで進む、企業戦士ヤマザキと同じタイプの作品。
青年誌的に人生に悩んでいる女性がいて、千蔵とHしてその後の人生を開いていくパターン。
話的には、ボンボン坂をもっとHにしてみましたという感じで、多分、作者がボンボン坂でそういうH要素を多少盛り込んでいたのを
青年誌で思いっきりやってみましたという雰囲気を感じます。
ただ、作品として読ませる要素も必要ですから、人生に悩む女性が登場してHという流れで。
読ませる話もありましたが、途中中だるみした感じも受けました。
コミックスの最初の頃と、後の巻ではかなりクオリティが違うなと読んでいて感じましたから。
ただ、最終回はかなり早い段階で作者は考えていたように思います。
凄くぴったり来る話で「ああ、コレで終わりなんだ」という。
ラストが暗くなかったのは救いだったように思います。