三重県に住む【藤丈なっく】が、
その日に見聞きしたりやったりした事を、イロイロと思った通りに書いていきます。
基本的に、ゲームやアニメや本などの事がメインです。
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鑑賞したドキュメント

イロイロとテレビ番組を見たのですが、印象的だったのはTBS系列の『ZONE』でした。

今週は、プロ野球で戦力外になった選手たちの、その後を取り上げていました。

  • 成功した人(川相 昌弘<巨人→中日>、宮地 克彦<西武→ダイエー>)
  • 引退したものの野球に携わる人(島田 直也<日本ハム→横浜→ヤクルト→近鉄>)
  • 引退して第2の人生を歩む人(大越 基<ダイエー>、高野 忍<巨人>)

といった風に、紹介していました。

川相選手は、元が巨人という事で、ニュースでも取り上げていたので有名ですよね。
大ベテランという事で、特に守備についてアドバイスを受ける選手がいました。
当サイトには、ロッテファンの方がおいで頂いている(苦笑)ので
ロッテから移籍してきた酒井 忠晴選手は、元気にしてるみたいです。
映っていましたので、報告しておきます(笑)。



あと、ダイエーに移った宮地選手が紹介されました。
この宮地選手と大越選手は以前「ZONE」で取り上げていました。
それの追加報告という感じでした。
ダイエーには、オリックスに村松選手が移籍して、外野のポジションが1つ空いたので
宮地選手にはチャンスです。
他にもダイエーでは、外野のレギュラーポジションを狙っている選手がいます。
外野守備練習で、出口選手がワンバウンドで返球したのに対し
宮地選手は、ノーバウンドで返球してました。
ガンバレ、宮地選手!レギュラーを獲って下さい!!



僕は中日のファンでしたので、横浜時代の島田投手は、よく見ています。
「ピッチャー島田に代わりまして佐々木。ピッチャー佐々木」
と、勝ち試合でのセットアッパーでしたから。
そういう人が、日本ハムのバッティングピッチャーとして再出発するそうです。
バッターに打たせないのが投手というものですが
バッティングピッチャーというのもは、打者に気持ち良く打たせるものだという
コレまでの常識を180度転換しなければならない精神的な痛みは凄いと思います。
30年強生きてきた人生の常識を変えなければならないのですから。
最後は、笑顔で話していた島田選手が良かったです。



引退したのは高野選手。
昨年大怪我をしてしまったので、すでに引退する気持ちの整理はついていたそうです。
明るく現在を話す高野選手に、僕は素直に偉いと思いました。
でも、野球は好きなので、幼い長男にキャッチボールをしてあげている姿もジーンと来ました。
第2の人生を頑張って下さい。



最後に、ホンの少し、大越選手が紹介されていました。
大学に入って、高校野球の監督という指導者の道を目指して
受験勉強をされているそうです。



プロ野球の選手になるって事は、凄い事なんですよ!
普通は、ドラフトで指名されて入団します。
ドラフトで指名されるのは毎年各チーム最大8人ほどで、1年に100人にも満たないのです。
もっと言うと、東大に入るより難しいと思います。



大抵の選手は、高校時代に甲子園で活躍した野球エリートたちです。
選ばれた彼らでも、成功するのはホンの一握りで
大多数は、成功せずに去っていきます。
そういう選手たちもいるのだという事に思いをはせた1日でした。



この前、この番組ではないのですが
中日を戦力外で引退した洗平 竜也投手が紹介されていました。
彼は、現在社会人チームに所属しています。
インタビューで
「僕は、もう1回プロに入って一軍のマウンドで投げたいんです。
 僕は、まだ燃え尽きていないんです。」
と、涙を浮かべて語っていました。



成功するだけの人は、いないのですね。
失敗続きの僕より、もっと苦労している人もいる。
でも、なのに、彼らは前向きに明るく生きています。
僕も頑張ろうと思った1日でした。