- 作者: 杉井光,植田亮
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/12/05
- メディア: 文庫
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先輩がナオの事を好きだったというのには、情けない事に僕も全く気づきませんでした。
誰に対してもあんな調子だし、「少年」とか呼んでるので男としては見てないのかと思って。
今巻で完結ですが、終わって欲しくなかったですね。
ラストが非常にアッサリしていますが、キレイに終わらせるために相当練り込んだと思います。
手の込んだメッセージを送って、それにハッと気づくナオの部分、
そして、待っている場所が1巻の最初の場所というのも格好いいくらい素敵だし
半信半疑で行ったらいたという部分は最高でした。
個人的に応援していた千晶ちゃんは、予想通り残念な結果に終わったんですが、
ああならないと話が終わらないし、人生長いから何があるか分からないよねと、なぜか自分を慰めていますw。