ノスフェラスにいるグインの事が書いてあるのかと思ったのですが
意外にもマリウスたちがグイン捜索に向かう事でケイロニアが舞台でした。
内容自体は、マリウスがパロ、ケイロニア両国での王族の関係を解く事でしたが
それだけのためにほぼ一冊書き切る栗本先生の文章に驚きました。
まあ、グインでは1人のセリフが2ページくらいあるのも珍しくないので
ぐだぐたうだうだと書いていたら、1冊になるわなと思った。
「ぐだぐだうだうだ」ってのは誇張でなくて、マリウスがあまりハッキリ物を言わないので
どうしてもそう感じてしまうのです。
良かったのは、アキレウスがマリウスの歌を聴きたいと言った事で
昔の彼ならそんな事言わなかったろうなとは思いました。
とりあえず、次巻が早く読みたいですね。
グインがどうなるのかというのが、今の所の楽しみですから。