三重県に住む【藤丈なっく】が、
その日に見聞きしたりやったりした事を、イロイロと思った通りに書いていきます。
基本的に、ゲームやアニメや本などの事がメインです。
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読んだ本

昨日買ってきた『キノの旅 Ⅴ』を読みました。
今回は、比較的、心が重くなる話が少なかったです。
特に第二話の「人を殺す事が出来る国」では、「自由と義務」が思い浮かびました。

ホラ、自由にするには義務を果たさなくてはイケマセンからね。

他には第10話「病気の国」で、真実はアレですが、
病気の少女は真実を知らずに幸せだったのが良かったですね。

ああ、そうそう!

今回は「あとがき」が良かったですね。
僕は、この作者のあとがきがアンマリ好きじゃなかったんですよ。
多分、「あとがき」も作品の1つとして考えて書いているのだと思います。
ただ僕は、作者が「どういう思いでこの話を書いた」というような
あとがきが好きなんですよね。
作者の狙いは解るけど、「キノ」のあとがきは、どうも好きになれなかったんですが
この巻のあとがきは良かったですね。
もっとも、僕は、最初にあとがきを読んだりするので
あとがきにネタバレがあると困るので、ネタバレは書かないで
という困った要求もする人間だったりします。



他に『グインサーガ外伝(17)宝島』の上巻を読んでいます。
少し前から少しずつ読んでいます。

僕は「グイン」ではイシュトヴァーンが一番好きなのですが
彼の外伝は、コレで最後だから、読み終えたくない気持ちが強くて(苦笑)。

彼は、この冒険で精神的な痛手を受けて
海から離れた内陸の国(ユラニア→モンゴール)に向かって、本編での登場になるのです。

以前の外伝で『マグノリアの海賊』が出た時に、
これの続きの話は『宝島』という題だよ、と栗本 薫先生は仰ってて
宝島の後、本編に続くというのは、グインを読んでいる人なら知ってるんですよね。

まあ「アルド・ナリス王子の事件簿」という新シリーズも立ち上げてますし
イシュトの外伝で新しい話が出るのを期待しますか!