- 作者: 大場つぐみ,小畑健
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/07/04
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 1人 クリック: 95回
- この商品を含むブログ (516件) を見る
小畑健先生のファンというだけで読み始めました。
スリリングな展開と小畑先生のリアルな絵に惹かれてドンドン読み進めていきました。
しかし、面白かったのは初代Lが死ぬまでだったなあ。
彼が死んでから、話のスケールが小さくなってしまったように思います。
また、元々ネーム*1の数が多く論理的に読まないと話が理解できないため読むのに時間がかかる作品でしたが、
それ以降、読むのに疲れるようになってきました。
デスノートの設定も、矛盾がないようにややこしくなっていく一方だったし。
結局積んでいるウチに、視聴していたアニメでラストを知り、積み本を片付ける事になってそれでやっと原作マンガを最後まで読むといった体たらくでした。
ラストは、それまでの行動を考えれば当然ですが主人公が救いようのない最後を迎え
世の中はそれまで以前と同じく*2悪い人たちが跋扈するワケですが、
それは非常にこの作品のラストとしては正しかったように思います。
ただ、最後の戦いが呆気ないというか、情けないというか、最後に正義は勝つという少年マンガの基本からしては当然あああるべきだと思いますが、
それでも、もっとカッコいい決着を付けて欲しかったなと、どうしても思うのです。