- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/08/31
- メディア: 文庫
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あまり僕が読まないジャンルの本で読んでいて新鮮でした。
帯には『父は元過激派だった』とショッキングな見出しで、言ってみればまあいつものジャケ買いでした。
その日、職場の休憩所に休み時間に読む本を忘れてしまって、手持ちぶさただから何か読む本でも買おうとセレクトしたのでした。
で、この上巻では元過激派の父の姿が出てこなくて、凄く寄り道ばかりがありました。
作中で怒る色んなイベント以外に、一行の文章でも色んな事が書いてあって刺激的なのね。
何気なく読み進められなくて。
意外でね。
「こりゃ、僕が普段読んでるラノベとは違うな」と。
別にラノベが悪いってんではないですけどね。
とりあえず、二郎君には幸せになってもらいたいと思いながら、下巻を購入して読み進めようと思います。
ただ、お父さんの一郎さんと口論になったらこりゃ勝てないなと、強く思うのでした。