ボルボロスの追跡―グイン・サーガ〈106〉 (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/02
- メディア: 文庫
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積み本の中からふと取り上げた事で読み終えました。
イロイロ気持ちが落ち込む事が多くて、ぼけっとしてる時間が長いです。
うん、この作品は、好みがハッキリする娯楽小説の中でも、かなり変り種だと思います。
作者が100巻で完結すると公言していたのですが、100間を過ぎても終わる気配が全くないし
作者ももう諦めちゃって200巻だとか言ってますしねえ(苦笑)。
誤解を恐れずに言うと、変に力を入れて読む作品じゃないと思っています。
マイペースで読むって作品です。
変に力を入れると読めないというか読むのに疲れるというか、今から読みはじめたら
正伝107巻、外伝も20数冊ありますから、もたない(苦笑)。
内容の方は、落ち着いてます。
それなりに話は動くんですが、国家レベルで大きく動く話じゃないです。
絵に関しては、フロリーとリギアが同じに見える。
リギアってウェーブかかったセミロングみたいな髪型で他の絵師さんは*1描かれてたんですが、
丹野さんは違うんだよな。
*1:というか、初代の挿し絵を描いていた加藤直之さんがそう描いてて、後継された他の絵師さんも追従してたって事でしょう。