- マリア様がみてる「特別でないただの一日」(今野緒雪・著/コバルト文庫/集英社)
昨日読んだ「藍より」と、この「マリみて」の2冊は少し前に買ったんだけど
どうも読む気にならなくて、それで今まで感想が書けませんでした。
昨日、2冊を一気に読み出したのです。
この「マリみて」は、寝る前にベッドに横になって読み出したのですが、連続して笑いがあって
寝つけなくて困りました。
目が疲れていたので、終わりの少しを残して寝たのですが、
笑い過ぎで喉が渇いたりして大変でした。
一番面白かったのは、志摩子さんのお父上と志村タクヤ氏の所でした。
登場時にすでに蓉子さんが目をつけていたりとか、チケットを出すトコとか
由乃さんが、ギャングだと誤認してしまうトコとか、笑い所が満載でした。
あと、祐巳ちゃんの人気が上がった事が嬉しかったです。
祐巳ちゃんは、味噌っかす的な特徴のない子なんで、コレまで人気の面では
志摩子さん、由乃さんに差をつけられていたので。
僕は、一番由乃さんが好きですが、祐巳ちゃんが人気出たのは、素直に嬉しかったです。
ええ、それがリリアンの一年と花寺の男どもだとしても。
あと、残念だったのは、他にドタバタが多かったためか、劇の部分が少なかった事です。
同じ顔をした福沢姉弟が、どういう演技をして観客がどう反応するかとか
そういった部分を僕は期待していたから。