三重県に住む【藤丈なっく】が、
その日に見聞きしたりやったりした事を、イロイロと思った通りに書いていきます。
基本的に、ゲームやアニメや本などの事がメインです。
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 テイルズオブヴェスペリア 〜The First Strike〜

観てきたのは昨日ですが、疲れてて轟沈してしまいましたので、次の日の今日書いています。


何を今更と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
この地方ではやっと先週末に公開が始まったばかりです。
どうやら、この映画、元々上映された映画館がすくなかったみたいで。
都市部だと夏休みくらいに公開されて多様ですが、・・・コレだから田舎は・・・(涙)。


ハイ、ココから映画の感想を書きます。
内容は、ゲーム本編の前。


ユーリが騎士団に所属していた頃の話で、実際に騎士団を離れる契機になったエピソードを取り扱っています。
パンフレットにも書かれていましたが、ユーリとフレンがやたらケンカばかりしています。
おそらくまだ双方が幼くて、自分と違う存在を受け入れる精神的な余裕がない部分が良く描かれています。


また、騎士団のエピソードの部分に絞ったのは正解。
ゲーム本編を取り上げても、たかだか2時間そこらに50時間はかかるゲームの内容を入れるのはまず無理ですし、
やったらCLANNADとかの二の舞で酷評の嵐でしょう(苦笑)。
また、ゲーム本編前という事で、ゲームを知らない人が見てもOKです。
この映画を観たら、スッとゲームに入っていけるし、またゲームがしたくなる事請け合いです。
僕も、映画観てからXbox360版を引っ張り出してきてるしw。
実際、映画の上映にほぼ合わせてPS3版が発売されてましたし、一定の効果はあったと思います。


個人的に少し残念だったのは、パンフレットに豪華版と通常版がある事。
僕が映画館に行った時は、他に欲しいグッズがなくて*1豪華版の最後の一冊をゲットしたのですが、さすがに2500円はないでしょ(苦笑)。
しかも、後で知ったんですが通常版に比べて収録内容に違いがあるって、少し反感を覚えました。
お金で人を区別するのはイケないと思うな。


また、ゲームという事で、無駄にゲームの描写がなかった事はヨカッタと思う。
呪紋とかバンバン出たら絵的にはいいけど、現実味は薄れてしまいますから。
同じ意味で、そんなに超越的なモンスターも出てませんでした。
少しワンパターンかと思いましたが、現実味という事でOKかと。


また、テイルズオブシリーズをプレイしてたらニヤリと出来る演出もちらほら。
剣の稽古を付けた時に、ユーリが剣をくるっと投げるゲームの戦闘シーンで見られる動作をしていたり、
助けた女の子がアビスのミュウのぬいぐるみを持っていたりとか。


最後にエンディングテロップで、ゲームの歌のオープニングムービーがそのまんま流れていました。
実は僕は、ゲームのアニメムービーはイマイチだとずっと思っていたのですが、
映画内で流れても全然違和感がなく、アレでアニメとしては十分だったというのは、新しい発見だったと思います。

*1:フェスティバルのDVDとストラップしかなく、特に僕の心は動きませんでした。