- 作者: 田口仙年堂,日向悠ニ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/01/30
- メディア: 文庫
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ガーゴイル本編が連続放送のテレビ放送だとしたら、おるたは劇場でやる映画みたいな2時間にグッと凝縮した作品だったと思います。
どちらかというと、常識を守るガーゴイルと比較して、ハチャメチャなガー助とひかるのコンビは対照的だったと思います。
まあ、全てにおいて本編と対照的なのが、おるたです。
悪人でもどこか憎めないいい人だったり、そこが田口仙年堂という作家の味と言えば味なんですが、
この作品は、もっと勧善懲悪に徹して欲しかったなと思います。
ガーゴイルがすでに完結していて、14巻まで読み進めましたが、最終的な決着は本編で付けるつもりだから、
この作品で全体的な完結はしていません。
だから、本編とセットで読んでこそ、意味を持つ作品だと思います。