三重県に住む【藤丈なっく】が、
その日に見聞きしたりやったりした事を、イロイロと思った通りに書いていきます。
基本的に、ゲームやアニメや本などの事がメインです。
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 プロ野球セ・リーグ 中日5−2巨人(ナゴヤドーム)

■|(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)|計
巨|0 0 1 0 0 0 0 0 1|2
中|0 4 0 0 0 0 1 0 X|5

  • 責任投手

勝利:川上−3試合/2勝1敗0S
敗戦:後藤光−3試合/0勝2敗0S
セーブ:岩瀬−8試合/0勝0敗7S

  • 投手

(巨)後藤光、林、前田、シコースキー、岡島
(中)川上、岩瀬

(巨)−
(中)−

巨人の先発の後藤が
テレビ放送を見始めた7時半頃にすでにいませんでした(苦笑)。
2回ですでに降板させ、その後、セットアッパーの林を
3回から登板させる実に巨人らしい後先考えない無謀な投手起用。
で、巨人の3人目前田のピッチングを見ていたんですが、
なるほどなあと思いました。
彼、火だるまの巨人投手陣の中では比較的成績が良いんですよ。
その意味を、この試合をジックリ見ていて気づいた事があるので書きます。
まず、低目に丁寧に投げています。
高めに投げると痛打される危険がありますし、
また低い変化球をアッサリ見逃される悪循環になります。
低目にストライクを投げる事は重要です。
低目にストレートを投げる事で、打者も低目の変化球に反応しますし、
バッターも初球から難しい球を打ってきませんから。
コッチはいい循環。

ちなみにノーコンで有名だった昔の野口が変身したのは、
当時の宮田投手コーチが
「0−1、0−2になった時に
 確実にストライクが取れるように投球の練習をしなさい。
 困ったら真ん中低目に投げなさい。」
といった事から指導したからなんですよね。

次に、1球投げて1−0、3球投げて2−1のカウントを作っています。
バッターを精神的に追い込んでいます。

報道ステーションで2000本安打直前の古田の特集で古田本人が
「上原君がなぜいいかっていうと、
 1球投げて1−0、3球投げて2−1のカウントを作ってます。
 その時点でバッターを精神的に追い込んでるんです。
 バッターが彼を打てないのは当たり前です。」
と言っています。

山本昌(中日)もカウントを考えて投球をしていると語っていた事もありますし
やっぱ、技術的に優れた者が集うプロの中でさらに上を行くには
頭で考える事が重要です*1
今日はまとまりのない文章でしたが、
言いたい事をガンガン書いていたら、このような文章になってしまいました。
スイマセン〜m(__)m。


中日が中押し点を取った7回にウッズが塁に出たら代走に英智を送り
次の回のファーストの守備は渡邉になっていました。
先発川上は、コーナーにキチンと投げ分け、球威も十分でした。
一軍登録を抹消された時はドキッとしましたが、
キッチリ仕上げてくる辺りさすがです。
最後、川上が降板して岩瀬が押し出しをしてしまった時はヒヤヒヤでしたが
巨人のリリーフなら押し出しの場面でストライクの甘いコースを投げて
痛打されてしまうように思います。
だから、押し出しはホリエモン風に言うのなら「想定内」なんでしょうね。
「試合はこうやって勝つんだよ」という中日らしい試合でした。

*1:巨人の桑田も「技術が一緒なら、頭の良い方が勝つよ」と言ってます。