- 作者: 増子二郎,GASHIN
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2003/08
- メディア: 文庫
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この作品の位置づけは、電撃文庫の他作品に例えると
「キノの旅」よりは優しくて、「しにがみのバラッド。」よりは現実的な作品だと思います。
前記の2作品にもそれぞれの良さがある事は、チャントここに言っておきますね。
短編連作という形も読みやすいですね*1。
4〜50ページ読めば、とりあえず話に終わりが来ますから、
「今日は1話読もう」とか少しずつでも読み進める事が出来ます。
現時点で完結してるのを知ってて、4巻で終わってるのが残念ですねえ。
まあ、20冊も30冊も出てたら、本の置き場所に困るんだけどさ。
あ、そうそう、この巻から各話に一ページずつモノクロの挿絵が入っています。
多分、前巻はそういうページを挟む余裕(と言えばいいのかな?)がなかったんだと思うけど。
モノクロページも動きが少なくていい絵がたくさん入っています。
上に書いたけど、僕は今、絵柄を変えようとしてまして、それで上手く行かなくて悩んでいます。
僕に多大な影響を与えたのが戸部淑先生で、それから「キノの旅」「しにがみのバラッド。」
そして、この「ポストガール」と。
つまりは、自分の画風を絵本になりそうなああいう絵柄にしたいのです。
節操なく変わってますねえ、僕の絵柄って。
描き始めた小学生の頃は、サンライズのメカばっかだったし、
中高生は「ジョジョの奇妙な冒険」にハマって劇画だったし
それから学校を出てから、今の少年マンガ風の絵になったりもしてました。
コレから、どうなるのでしょうねえ。
多分、生きてる限りずっともがいていそうな気がします(笑)。
*1:「キノ」と「バラッド」もそうですね