- MONSTER 「第25話 木曜日の青年」
曜日ごとに本を読ませるアルバイトをさせる老富豪がいて、
今回の主役は火曜日にそのアルバイトをしているカール・ノイマンというキャラです。
話がサッパリ読めなかったのですが、興味はあったので注意して見ていました。
で、木曜日にバイトしてる青年が怪しいという話になってきたので、
コレが問題のヨハンかなと思ったのですが違いました。
その後、何気なくヨハンが登場してきて、僕は「上手いなあ」と思いました。
一旦、違うと否定しておきながら、さりげなく登場させるやり方に。
ちなみに、ヨハンは金曜にそのバイトをしてました。
ヨハンって凄い人間なのですが、妙に存在感のないキャラで、今回の登場はぴったり合ってました。
さてさて、どうなるのかな。
注目して見ていこうと思います。
- 鋼の錬金術師 「最終回」
イキナリオープニングの歌からはじめたり、最後の方にアルの朗読があったり
演出的にも頑張ってました。
展開そのものは急でしたかねえ。
生き残ったら問題あるキャラたちを、とにかく消していきまくってましたから。
前半15分が、そのやり取りで、後半15分がその後について語る展開でした。
まあ、綺麗に終わったと思います。
体が腐ってきてたホーエンハイムがまだ生きてるのはどうしてとか疑問点はありましたが。
今回、一番印象的だったのは、マスタング大佐、ホーエンハイム、エドが同じ事を言ってた事です。
「完璧などあり得ない。この世界は不完全だ」という言葉です。
この言葉は、この作品を貫く一本の核だと思います。
人体練成をしたがために、エドとアルは、五体満足な体ではなくなったし
ホーエンハイムも不老不死ではあるものの体そのものは腐って永遠にはもたないとか
ホムンクルスは、自分の元の体の部分が近くにあるとダメだとか。
あと、エドとホーエンハイムが、
錬金術が全く使えない第2次大戦前のミュンヘンにいたりとかして
魔術を使おうとする集団と一緒に行動してたり、結構、皮肉が利いてた部分もありました。
僕、この作品の演出で一番好きな物って、人体練成をする時に出てくるあの「門」なんです。
等価交換さえすれば、何でもできそうな凄い術を使えるケド、
自然の摂理に反する死んだ人を生き返らせる事はできないという大きな制約の表現が出来ています。
単純にバトルがどうとかよりも、僕は倫理観の提示をキチンとしてくれた事が
この作品を見てて、一番感心した部分です。
人間は超えてはいけない一線があるっていう事を。
- ビューティフルジョー 「つかめ!伝説の必殺技の巻」
主人公は全然技の使い方とか、どうやって戦えばいいのかが分からないのですが
彼がいつも見ているキャプテンブルーの場面を思い出して
技を出していくという上手い表現ができていました。
話しそのものは、単純でした。
- ふたりはプリキュア 「これってデート?怒涛のハッピーバースデー」
主人公の1人である渚の誕生日に、
彼女を好きになったバスケ部の先輩と栗拾いに行くという話でした。
でも、この先輩、凄くアクの強いキャラですねえ。
人の話、全然聞いてないもの(笑)。
挙句の果てによく見えなかったキュアブラックに惚れてしまい
その後の渚はほったらかしで(笑)。
でも、キュアブラックの正体が渚だという所が、凄く皮肉が利いてて良かったです。