とりあえず、一冊だけ買ってきて読んでみました。
僕は、女性向け小説という事で、もう少しドロドロした描写が多いと思っていたのですが
案に相違して、面白かったです。
祐巳の視点での感想とか気持ちの描写が面白かったですね、百面相（笑）。
周りの（現実の）男性陣では、志摩子さん人気が高いのですが、
僕は、この子、同姓である女性にあまり好かれない子じゃないかと思っています。
何ていうかなあ、完璧すぎて、それでかえって嫌悪されてしまうというか。
人との距離を、どうしても感じるというか。
それは、僕が、アニメを見ていた時から抱いていた感想ですが、小説を読んでもそう感じました。
志摩子さんをスールとして、聖さまが可愛がるのは、
どことなく過去の自分に似ててほっておけないからだと、僕は思っているのですが、
実際はどうでしょうか。
そこら辺は、小説を読み進める事で分かってくると思います。
僕は、あまり騒がれない聖さまが好き（笑）なんですが、それはサッパリしてるから。
多分、三月さんが「いばらの森がいいですよ」と仰ってくれたのは、聖さまがメインの話だからだと思います。
アニメより、主観的な気持ちの描写があるだろうから、期待もあるし
次に本屋へ行った時は「いばらの森」までの２冊買ってくるとしましょうか。
今回、一冊しか買ってこなかったのは、僕は助成向け小説なんて買った事ないですから
どういうものかわかんない。
で、合わなかったら無駄な出費になったらヤだなと思って、一冊しか買ってきませんでした。
そういう不安はなくなったので、次から少しずつ集めていこうと思います。
