風呂のドアが壊れて、メーカーの人が修理に来るとかで待ってました。
しかし、僕が、寝ていたのです。
前日、両親から「昼前に修理しに来るから、下の居間で待っているように」
と言われていたのですが(汗)、
メーカーの人から電話で「家の前で待ってるんですが」との
電話を頂き飛び起きてドアを開けました(笑)。
部品取り寄せとかで、また不自由なままのドアで何日か過ごさないといけないのかと
焦りましたが、無事、直りました。
で、修理が終わって、メーカーの人が、ポケットPC(PDA?)でデータ入力してました。
「本業以外に、こういう事もこなさないといけないなんて大変だなあ」と思ってみてました。
で、プリントアウトして、その人が「しまった」とか言うので、
事情を聞いてみるとこうでした。
ウチは、家を作った会社を通じて連絡したので、あとで請求書が来るものと思っていたのです。
で、修理しに来た人は、この場で料金を請求して受け取ると思ってたのです。
お客とメーカーのこの場合の関係では、僕の方が上ですから、請求関係を直さないといけません。
しかし、すぐに修正はできないそうなんです。
詳しく話を聞くと「簡単にその場で修正できると、今、私がこの場で料金を頂いておいて
会社に戻ってから、料金をもらってないことにして、また請求する。
つまり、私が料金をネコババするような不正ができないように簡単に直せないのです。」
と仰ってました。
本部のある事務所に電話したりして大変そうでしたし、僕は請求書にあるお金は持っていたので
「いいですよ、今、この場で払いますよ。」と、払いました。
その人は、「私が不正したって、簡単にバレるのにね(笑)」と笑ってましたが
僕が料金を払ったのは、この人が誠実そうに見えたからですね。
風呂のドアが壊れて、ガラスが外れそうになっていたのでガムテープを貼っていたのですが
その人は、直した後に、ガムテープをはがしてくれて、
まだ、ドアに少しカスが付いてたんですよ。
それで、その人は、ガムテープを貼ったのは自分がしたことではないのに
「スイマセン」って謝られて。
やっぱり、そういう真面目で誠実な人だから、困らせるのは悪いなと思うわけで。
技術云々より、人となりも重要だと、改めて感じた一日でした。