- 出版社/メーカー: 5pb.
- 発売日: 2009/11/05
- メディア: Video Game
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このレビューはネタバレを含んでいるので、読みたい人だけ読んでください。
イロイロと残念な作品だったと思います。
まずアニメ化、アニメが放送終了する前後にゲーム発売、という最高の流れだったのですが、肝心のゲームが発売延期。
最初からけちが付いちゃいましたね(苦笑)。
それでも、絵柄は好きだったし、
タユタイと人間の共存という単なる萌えゲーじゃなさそうなマジメな話題もあったので期待して購入。
そして、完全クリアに至るワケですが・・・。
個人的にはイロイロ惜しい作品でした。
原作が18禁PCゲームで当然Hシーンがあるわけで、Xbox360版でもそれを匂わせるシーンが所々に出てきます。
少しネタバレになるのですが、ヒロインのましろ編で許せない事がありました。
主人公が「君の身体目的で付き合うんじゃないよ」的な発言をして僕は感心しました・・・。
が、その数日後にガンガンやっとるじゃないですか・・・(苦笑)?
いくらそういう描写が必要な原作ゲームとは言え「それはないだろう」と腹が立ちました。
とはいうモノの、ましろ編は中盤から終盤にかけて良かったんですよ。
主人公の能力によってヒロインに害が及ぶ中、愛する二人はどうお互いで生きていくかとか、
最後、ヒロインと永遠に生きていく事を選ぶ主人公とか、考えさせる良い描写がありましたから。
ただ、ゲームとしてはやはり弱い。
選択肢が少ない、ゲームオーバーがない等の最近のギャルゲーのお約束は勿論
追加の鵺編に至っては、本編に組み込まれているのではなく、外伝的な追加シナリオとして入っている始末。
僕、必死に探しましたよ。
鵺は美冬と親しいから、彼女のシナリオから分岐するのかって探しました。
ただ、チェックのプレイ時に新しい選択肢が全く出なかった事と、
おそらくオマケシナリオが一個増えてたからそれだろうなと目星を付けてビンゴ。
まあ、そんな感じでコンプリートしました。
あと、ネット通販大手のamaz○nで価格が暴落したのですが、
その要因の大きな部分として追加CGの出来が悪いコトがあると思います。
もう明らかに絵が違ってヘタクソですから。
絵の部分は、このジャンルのゲームで死活問題ですからね。
どんなに良いゲームだとしても、絵が良くなければ結果的に売れないです。
今は、少し思考がまとまってないですが、
いずれもう少し時間をおいてゲーム攻略プレイ時に落ち着いて再プレイしてみようと思います。
ストーリー的にはいいゲームでしたから。