- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/11/27
- メディア: コミック
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のだめも終了しました。
ただ、最初の読後感はあまり良くなかったなー。
もっと「のだめの才能炸裂」→「トップクラスの演奏家として活躍」、・・・な終わり方を僕がどこかで期待してました。
ただ、のだめは別にそんなの望んでなくて、普通に町のピアノ教室の先生でも全然構わない子なので、
こういう終わり方は全然おかしくなかったと今では思えます。
僕、前から思ってたんですが、のだめという作品ではのだめが変人って視点で描かれてるじゃないですか。
僕、のだめはゴミためみたいな部屋だったり、音楽に入れ込みすぎるとそれこそ食べる事もすっ飛ばして
餓死しそうになったりするだけで、別に普通の子だと思うんです。
それより、千秋の方が非人間的でおかしいと思ってました。
音楽家としてはそれでいいのかもしれませんが、人として少し方向を間違ってないか、って。
まあ、千秋って顔良いし、勉強もできるし、家事バッチリとか
音楽は指揮はおろか、ピアノやヴァイオリンでも上手すぎるくらいだったりできすぎるから、やや他人に対して厳しくて冷たいって感じます。
そこに普段はおとなしいのだめが本気で異常なくらい怒って、投げ飛ばしたりするシーンは実は好きでした。
ともあれ、コレで完結・・・、といってもエマのように外伝を何本か描かれるようで、まだもう少しのだめとその仲間たちが見られそうでホッとしています。