さよならピアノソナタ―encore pieces (電撃文庫)
- 作者: 杉井光,植田亮
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/10/10
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 200回
- この商品を含むブログ (104件) を見る
作者さんもこの巻のあとがきで書かれていますが、キッチリ4冊で完結と聞いていたので、外伝とは言え続刊が出た事に大変驚きました。
しかもキッチリ読ませてくれるし、実際もっと続けて欲しいと切に思いました。
嬉しかったんですが、嬉しかったんですが、コレでもう終わり・・・なんですよね・・・(涙)。
僕は割と醒めた人間ですが、この作品のキャラたちには入り込んでしまいます。
ナオが3人いて、まふまふ(w)、千晶、神楽坂先輩のそれぞれとキッチリ幸せになればいいのにと、思ったりもしたしね。
基本、ライトノベルという作品は、いい意味でも悪い意味でも気軽に読ませる小説だと思いますが、
この作品にはかなりたくさんの音楽知識が盛り込まれているので、単純に読み進めてお終いではないんですよね。
そして、その知識が作品の重要な核になってたりするから面白さ倍増です。
細かい知識を盛り込む部分が杉井先生の作風であり味なんですよ。
個人的に、超絶ダメ親父哲朗のイラスト化はしてほしかったな。
あとがきでたとえられてましたが、デスノートのLだなんて、余計に見たくなっちゃうじゃないですか!